マイルドヤンキーって言葉の意味は?
先日、NHKで「マイルドヤンキー」
が紹介されました。
はて?
「マイルドヤンキー」とは
なんぞや?
ということで調べてみると
どうも下記のような人物のことだそうです。
「絆・仲間・家族という言葉が好き」
「地元(家から半径5km)から出たくない」
「車(特にミニバン)が好き」
「ショッピングモールが好き」
「EXILEが好き」
このような特徴を持っている若者
のことを指すようですね。
もともと
この「マイルドヤンキー」という言葉は
博報堂ブランドデザイン若者研究所の
リーダー原田曜平氏が
『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』
という著書で提唱した造語とのことです。
かつてのヤンキーから
攻撃性といった激しさを除いたような性向を持つため
マイルドヤンキーと名づけられたとのこと。
一方では
このような造語を作り
流行らせるのが目的なのでは?
という意見もあるようです。
攻撃性があまり無いのなら
極論、他人様に迷惑や危害を加えないので
問題は無さそうですね。
半径5キロ以内が活動範囲らしいので
地元の商店街に多大なる貢献をすることになります。
買い物などをそこで済ますのですから。
昨今、騒がれている商店街復活に
一役買ってくれるかもしれません。
これは期待しても良いかもですね。
ただし
基本的にあまりお金は使わずに
ただぶらぶらするだけのパターンも
あるようです。
その場合は地域に貢献はしないかも…
ファッションは
EXILEのようなオラオラ系が好きなので
それ系の洋服屋さんは少し潤うかもしれません。
絆・仲間・家族という言葉が好きなので
仲間や家族はとても大事にされそうです。
家庭内での問題や仲間はずれなどとは
無縁っぽいです。
これはいいことですね。
車が好きとのことですが
車種は家族や仲間と一緒に乗ることができる
ワゴン系とのこと。
これは若者のクルマ離れを食い止める
良い傾向かもしれません。
一昔前は
カッコいいスポーツカーが人気でしたが
今は、みんなで乗れて一緒に移動ができて
ワイワイ楽しみながら海や川に行き
バーベキューを楽しむという感じでしょうか?
世の中の流れが個人で楽しむことよりも
グループやサークルといった団体での行動が
主流になりつつあるのでしょうか?
一時期
パソコンやゲーム、スマホなどを利用した
個人での行動が取り沙汰され
もてはやされました。
その反動でしょうか?
他人との繋がりを重視する傾向も
出てきたように思います。
やはり
人間は「一人では生きられない」ということを
形は違えど本能的に感じ取っている
のかもしれませんね。