NHKの連続テレビ小説の次々回作!!
その作品名は「まれ」
パティシエの物語のようです。
この脚本を担当するのが篠崎絵里子さんです。
篠崎絵里子さんはOLをされた後
脚本家になりドラマやアニメ等の脚本も
手掛けております。
2009年に第17回橋田賞を受賞されています。
篠崎さんの作品は多数にわたっており
並べてみますと
テレビドラマ
ドラマ30(MBS)
婚姻関係(1994年3月27日 – 5月28日)第4週・7週
ドレミソラ(2002年7月29日 – 9月27日)全45話
ショコラ(2003年5月26日- 7月25日)第2週・4週・6週・8週
メモリー・オブ・ラブ(2004年12月6日 – 2月4日)第3週・4週・8週・9週
いま、会いにゆきます(2005年7月3日 – 9月18日、TBS)第3話・5話・7話・9話
クロサギ(2006年4月13日 – 6月23日、TBS)全11話
有閑倶楽部(2007年10月16日 – 12月18日、日本テレビ)第5話
だいすき!!(2008年1月17日 – 3月20日、TBS)第1話
Tomorrow〜陽はまたのぼる〜(2008年7月6日 – 9月7日、TBS)
東京少女(2008年、BS-i)
カルピスドラマスペシャル 私の恋と父(2008年、BS-i)
スマイル(2009年4月17日 – 6月26日、TBS)第10話・最終話
恋とオシャレと男のコ(2009年、BS-TBS)
カルピスドラマスペシャル・水っぽかったカルピス(2009年、BS-TBS)
ヤマトナデシコ七変化(2010年1月15日 – 3月19日、TBS)
胡桃の部屋(2011年7月26日 -、NHK総合)
ステップファザー・ステップ(2012年1月13日 – 3月19日、TBS)
マグマ(2012年6月10日 – 7月8日、WOWOW)
眠れる森の熟女(2012年9月4日 – 10月30日、NHK総合)
東野圭吾ミステリーズ・再生魔術の女(2012年、フジテレビ)
震える牛(2013年6月16日 – 7月14日、WOWOW)
花の鎖(2013年9月17日、フジテレビ)
LINK(2013年10月6日 – 11月3日、WOWOW)
紙の月(2014年1月 -、NHK総合)
血の轍(2014年1月19日 – 2月9日、WOWOW)
映画
映画 クロサギ(2008年3月8日、東宝)
あしたのジョー(2011年、東宝)
ガール(2012年5月26日、東宝)
アニメ
ちびまる子ちゃん(1999年、フジテレビ)
舞台
ONE and ONLY 会えるよ…ほらね(2000年、ウッディシアター中目黒)
小説
転がるマルモ(2008年、メディア・ファクトリー)
と非常にたくさんの作品があります。
今回の「まれ」の作成にあたり篠崎さんは
「子供の頃から親しんでいた朝ドラは
別世界のイメージがあり
脚本を担当することにあたり
嬉しい半面恐れ多いです」
とコメントされました。
お菓子指導者がスゴい!!
またパティシエというヒロインの設定の為
御菓子指導で辻口博啓さんが関わるそうです。
辻口さんは
これまたスゴイ経歴の持ち主でして
1990年:「全国洋菓子技術コンクール」 優勝。
1992年:「50周年記念全国洋菓子コンクール」 総合優勝。
1993年:「東日本洋菓子コンクール マジパン部門」 優勝。
1994年:「コンクール・シャルル・プルースト」 銀メダル受賞。
1995年:「クープ・ド・フランス インターナショナル杯」 優勝。
1996年:「ジャンマリーシブナレル杯」 3位受賞。
1996年:「ソぺクサ(仏大使館主催の仏菓子コンクール)」 優勝。
1997年:「クープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー あめ細工部門」 優勝。
2002年:「ヘーゼルナッツ国際大会」 総合優勝。
2013年:「サロン・デュ・ショコラ」 最優秀賞「板チョコ5枚+☆」
恐れ入りました。
★辻口博啓オフィシャルウェブ
このような素晴らしい方々に支えられて
どんな作品になるのか?
非常に楽しみですね。
さらに
「まれ」のヒロイン役を選ぶオーディションが
開催されることに!
オーディションは
ゴールデンウィーク明けから募集を開始し
夏までに選考し発表予定
とのことです。
これは
第2の「あまちゃん」が出てくるかも!?
ですね。
腕に覚えのある方は
オーディションに出るべきですね!
とはいえ現時点で
申込みをどこでどうやってすればいいのか
方法を探せませんでした。
申込み受付のページがあっても
良さそうなのですが・・・。
近いうちに開設されることになると思います。
連続テレビ小説の歴史
この「NHK連続テレビ小説」ですが
今回発表された「まれ」を含めると
92作品目になるそうです。
膨大な量です。
世間で話題になった「あまちゃん」は
88作目ですから
あっという間に過ぎてしまった感があります。
実は私「あまちゃん」は見ていませんでした。
でも世の中が盛り上がるにつれ見たくなってしまい
総集編で見ることが出来ました。
ちょっと世間から遅れてます(笑)
そういえばこの15分間のドラマですが
朝の忙しい時間帯に放送してますよね。
普通は視聴率とか考えたら
もっとゆったりした時間に放送しても
良いような気もするのですが
どうも理由があるらしいのです。
もともとこのシリーズは
1961年の今から約50年前に始まりました。
当時はテレビ自体も珍しく
貴重品であり宝物でした。
だからテレビを見る時間も
家族がそろっている時にしか
電源をいれませんでした。
今のように誰も見ていなくても
とりあえずテレビが点いている
ということは恐れ多くてできない時代です。
そんな中で始まったこのシリーズ。
今も当時も朝は忙しいのは同じですね。
そして忙しい主役はお母さんです。
朝食を作ったり旦那さんや子供の
出発の支度をしなければなりません。
そんな中
家族はご飯を食べながらテレビの前に座っていますが
お母さんも一緒になって
テレビの前に張り付いているわけにもいかず
といって
今のように録画なんてものはありませんから、
見るなら「今しか無い」のです。
それでもやっぱりテレビを見たいお母さんのために
なんと
「声を聴いているだけでもわかるようなドラマ」
としてこの「連即テレビ小説」は作られていたのです。
そしてその証拠は今でも残っております。
それはナレーションです。
ナレーションが多用されているのは
その為なのです。
ナレーションで始まり
ナレーションで終わることが多いはずです。
こうすることにより
何となく内容が理解できるように
要約されているのです。
今では逆にそれが特徴となっています。
テレビはいろいろなものを映すだけでなく
時代そのものも映していたのですね。
★NHKドラマ 公式サイト